929

2:病院

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間が空いたけど忘れようもないので続き。 「思い出せない」とか「忘れてしまった」というよりも、何も知らない場所に放り出されて独りぼっち。 そんな9/29の朝。 コーヒーを飲んだ。お茶ではなかったと思う。薄めだったので苦ではなかった。 少しずつ落…

1:覚醒

929

目覚めたのはまだ夜中だったと思う。常夜灯を見つめていたのを憶えている。 それが最初だった。 前の日のことは今だにはっきりとは思い出せない。たぶん、もう思い出すことはないのかもしれない。決定的な何かがあったのではないかとも思うけれど、自分の奥…

0:はじめに

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唐突に思い付いたようでいて、前から書こうとは思っていた。なかなか踏ん切りがつかないというか、自分でも消化しきれていない現在も進行中の出来事なので、落ち着いてから書こうと思っていたところもある。日記という体裁にしてしまうと混乱してしまうよう…