アポロ11号のエンジン回収へ。それもベゾスが。

Apollo 11 LaunchApollo 11 Launch / NASA on The Commons

大西洋に眠るエンジン

アポロ宇宙船の打ち上げに使われたサターンVロケットのエンジンを回収しようという動きがあるそうです。それもアマゾンのジェフ・ベゾス氏によって。

アポロ11号エンジン回収へ アマゾンのベゾス氏(47NEWS)
http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012032901001018.html

発見の経緯については報じられていませんが、たまたま見つけたのかわざわざ探していたのかがちょっと気になりますね。
アポロ11号は1969年7月、フロリダ半島にあるケネディ宇宙センターから打ち上げられました。ロケットの打ち上げは地球の自転による遠心力を利用するべく東に向けて行われることが多く、アポロも大西洋に向けて打ち上げられました。サターンVロケットは第一段から第三段までの三つのロケットによって構成にされていますが、エンジンが5基付いているのは第一段と第二段。第二段は切り離しがかなり上昇してからだったので、より早いタイミングに低い高度で切り離された一番大きな第一段ロケットを回収するのでしょう。
アポロ11号は帰還した司令船のカプセルが展示されているので、回収後はどこかで展示されることになるかもしれません。いくらアマゾンでも売りはしないよね…?