徳さんでフラクタルマップ!その2

1460年の世界情勢を先取り!

ちょっと先取りしてみたよ。

詳細はまたのちほど。書き足しましてん。

なんだか面倒になってきたので

端折ってしまうことにするけど(おい
とにかくパカルの文化押しがキツかった。間にあるのはツンドラと砂漠だったこともあり、用心して間隔空けてたもののパカルの方から幅寄せ建設してくるのでどうにもならん。



「自分から幅寄せしてきておきながら国境問題で戦争してくる奴もいるからな…」


どちらかというと殿もその手合なのですが。



「干渉されるのは苦手なのだよ(ー2)」


なんたって鎖国ですからねわかります。

時は遡る


これは紀元元年の世界地図(実際この時点で知っていたのは隣国まで)。
赤が我が徳さん率いる日本の領地だ。南西に空いている土地があるけどツンドラだし首都から遠いし(遠くなるほど維持費がかかるので財政が…)下手すると文化出力不足で役に立たなくなる可能性があるので放置した。全部で9都市所有。



「砂漠からツンドラ氷原まで一揃いだな」


あとはジャングルの象さんがほしかったですねえ。



「鉄があるんだから侍一択だろう」


文明には固有のユニット(UU:ユニークユニット)と建造物(UB:ユニークビルディング)が存在します。UUはたとえばスペインの悪名高きコンキスタドール(胸甲騎兵の代替)やアメリカのシールズ(海兵隊の代替)、UBならイギリスの証券取引所(銀行の代替)や朝鮮の書院(大学の代替)など。
シド神がお選びになった日本のUUはです。



「ご命令は何ですか?」


侍は中世の白兵ユニットである鎚鉾兵(つちほこへい)の代替品。鎚鉾ってなに…と思ってしまいませんか(汗)。英語で言うとメイスマン。鎧を着込んでトゲトゲのハンマーみたいなものでぶん殴る兵士を想像してください。



「なにそれひどい」


中世ヨーロッパといえば騎士の世界を思い浮かべてしまうのですよ…。
騎士を作るには当然ながら馬が必要。それに鉄。日本も騎馬武者風のデザインしてる騎士を作れますが、侍は鉄だけで作れるけど鉄&馬は場合によるとどちらか足りなかったりします。
ちなみに鎚鉾兵のままなら銅でも作れるんですよねえ…。



「UU化して制限増えるとかどうかしてるww」


まあたしかにな…。
ちなみにユニットには経験値というものがあり、数多くの戦闘を経験したユニットには経験値に応じて「昇進」と呼ばれる能力を付加することができます。
侍は白兵ユニットでありながら「教練」と呼ばれる先制攻撃が付けられます。普通の白兵ユニットには付かないんですよねえ。



「侍最強!サムライジャパン!」


遺憾ながらパカルには騎兵隊ラッシュでいきます。



「未来でお待ちしております」



「なん…だと……」


単純に足が速い(馬ユニットは移動力2、他は多くが1)ことと「側面攻撃」の昇進を付けられるので。
都市に兵舎を建てると新兵が経験値を得た状態で生産されます。厩舎を建てておけば馬ユニットに更なる経験値を付けてやることができ、最初から「側面攻撃II」を付けることができます。これで「敵の先制攻撃を無効化、戦闘からの退却率+20%」の能力を得ることになり、前提である「側面攻撃I」の「退却率+10%」と合わせて30%の確率で戦闘から退却することができます。
騎兵隊はもともと退却率30%を持っているので、合わせて退却率60%。確率上、勝てない戦闘でもざっくり半分は経験値を得て生き残ることができます。これが地味に重要で、退却のできないユニット(とか)を突っ込ませた場合、敵の方が強いと当然ながら勝てる確率が下がります。教練I付きの侍は最大で先制攻撃2回を得ますが、敵の方が強ければ負けてユニットは消えます。これが騎兵隊なら体力は減ったとしても半分は生き残るのです(確率上は)。



「城攻めなら投石器を絡めてだな…」


カタパルトやトレブシェットなどの攻城兵器を同伴させて都市の防御力を削り落とし、白兵ユニットに先駆けて突入させる方法もあります。
攻城兵器は副次効果といって、対戦するユニットと同じ場所にいる他のユニット(この状態をスタックと呼びます)にも若干被害を与えることができるので、全体的に少しずつ戦闘力を奪うことができます。また攻城兵器は側面攻撃の昇進は付かないものの戦闘から退却できる確率があるので、幾つかは生き残る可能性もあります。
しかしそれでも側面攻撃IIの「敵の先制無効化」ボーナスが無いんですよねえ。都市の防御は弓系のユニットが担っていることが多いのですが(都市駐留という都市防御時の昇進を付けることができるので)これらは先制攻撃の能力を持っていることが多いのです。
都市の生産力を高めればどんなユニットでも1ターンで生産できるようにはなりますが、それ以上早めることはできません。となれば生き残る数を増やせればそれに越したことはないわけです。おまけに経験値も溜まるので数と質を維持できる可能性も高い。



「うぬぬぬう」


もちろん馬がなければ意味がないのでその時は侍カタパルトラッシュか、あるいは火器ユニットの登場を待ったほうがいいでしょうね。
それに一見最強そうな馬系のユニットには大きな弱点が存在します。防御時には全てのボーナスが無効になるのです。都市に篭もっていても関係なし、先制攻撃無効も退却もできずに素の戦闘力のまま闘うことになります。
だから騎兵隊だけ作らず都市の防御用にライフル兵とカノン砲も作りますけどね。騎兵隊作るにはライフリングの技術が必要で、ライフル兵はライフリングを開発すればあとは無条件で生産できますし。カノン砲も置いておけば敵の大規模集団が攻め寄せてきても副次攻撃で弱らせてからライフル兵で各個撃破できます。

長くなりましたけど昇進付きの騎兵隊について簡潔に述べれば「先手を打たせず勝てなくても半分は逃げられる」ということです。あと足も速い。



「侍とは何だったのか」


自分の国があまり広くなくて少し都市を増やしたい時、隣国の都市を切り取るような限定戦争ではけっこう使える時もあります。
事はそう単純ではありませんが、国土面積の差=国力の差とも言えます。序盤は軍備を進めず八方美人外交で過ごして技術を先行させていったとしても、時代が進めば進むほどその差は縮まり、追い抜かれてどうにもならなくなることもままあります。
となるとどこかで動いて差を縮めなければなりませんが、自国が6、7都市くらいならそのまま宇宙勝利(宇宙船でアルファケンタウリに一番乗りした文明の勝ち。とにかく技術開発レース)することもできます。それ未満の都市数だと私の腕前では先に打ち上げられてしまいますね。それでも「勝つ」なら最低3都市あれば達成可能な文化勝利を目指すか、大国に追いすがるために近隣の国から都市を頂戴して国力を伸ばす。開戦時期のタイミングと目的によっては侍が主力でも充分いけます。



「それでいいじゃないか」


や、今回はパカルに2都市しか残してやらない戦争計画なので侍では機動力不足ですごめんなさい。



「吾輩がどうかしたナリか?」


いやべつに(ちょっと前のシド星でお前に文化押しされたのだ(ー2))。



「鬼」


まああと18世紀くらい待っててもらいましょう。
ところで我々の地球では救世主の産まれた年をもって紀元としているわけですが、このシド星*1では何を持って紀元なんだろうか。西暦っていうくらいだから日本より西で発明された暦に基づくんだろうか…ああそうかマヤ暦か。



「このゲームは2012年でタイムオーバーナリよ」


ちょww(つづく)

*1:このゲーム、シド・メイヤーという人が開発したのでこう呼ばれています。