Eメール(i)ならWi-Fiで使えるじゃないか!

iPhone OS 3.0からMMSが利用可能になりました。日本でもsoftbank.ne.jpドメインのメールアドレスが発行されるようになりましたが、並行して従来のEメール(i)も利用することができます。どちらも絵文字対応やファイルの添付が可能といった特徴がありますが、双方それぞれのメリット/デメリットを考えてみると、

  • MMS
  • Eメール(i)
    • PC等のメーラーでも送受信可能。Wi-Fiでも送受信可能。
    • 通知はプッシュだけど受信は手動もしくは15分/30分/1時間の定期受信。相手に依らず有料。

といったところでしょうか。細かく言うと文字数とか添付ファイルの容量とかあるんでしょうが、ざっとこんな感じ。
で、ふっと気付いたわけです。Eメール(i)ならWi-Fiでも送受信ができるので、自宅やよく滞在する場所に無線LAN環境が整っていれば、料金を抑えるためにEメール(i)を利用するのもありなのかもしれないなあと。
新しい機能であるMMSにどうしても目が向きがちになってしまいますが、せっかく二種類のメールアドレスを提供してもらえるわけですから、自身のスタイルに合わせて利用するというのも手でしょうね。
たとえば主婦の方など自宅で待ち受ける割合が比較的多い場合、自宅に無線LANがあればEメール(i)の方が割安になるかもしれません。一方相手にソフトバンクが多い場合はMMSを使った方が互いに料金を抑えることができるでしょう。
個人的にはdocomoホームUのように、無線LANアクセスポイントを経由することで自宅での通信費を抑えられるメリットを訴えてもいいように思います。通話のためにWi-Fiを利用できないのは仕方ないとしても、ソフトバンク的にもトラフィックを抑えられるというメリットがあるのではないでしょうか。今日の株主総会では「iPhoneユーザーは一般の10倍パケットを消費」していることが言及されていますが、自宅分をWi-Fiに置き換えたとしても外出先での消費で簡単にパケット定額フルの上限額にまで達してしまうでしょうし…(汗)。データARPUは確保しつつネットワークの負荷を減らせる訴求点じゃないですかね。