第一日

気持ちよく登校しようと思ってたのに朝からムカついた。
チャリで学校に向かってたら駅のロータリーから飛び出てきたおっさんが人のこと完全に無視して飛び出てきやがってこのままじゃ絶対当たっちまうよこりゃやばいと一瞬のうちに頭で考えたのか反射神経だったのか知らないけど俺は避けたよおっさんがいなくなるであろう空間に向かって。
そしたらおっさん、



そこで止まりやがった。



ブチ当たってコケて歩道の縁石に頭打ってひいひい言ってたらそのおっさん、



「んが」(ほんとは「か」に「○」な)



みたいなこと言って走っていきやがってふざけんなっ。
でもザマァ見ろと思ったのは、そのあと飛び出してきたにいちゃんに(知り合いなのか親子なのかわからんけど)追いつかれてひっぱたかれてんの。
何か言ってたけどそこまでは聞こえなかった。
でもいい。スカッとした。ありがとうにいちゃん。おっさんの知り合いらしいところが唯一腹立たしいポイントだけどまあいい。いいけどもう少し激しくしばいてくれてたらもっと嬉しかったのに…(よせ)。


おかげで授業出ても英語なんか頭に入りゃしねえってそれはもとからかそうかしょうがないなうるさいわ。
歴史で寝たらスッキリした。
いつも思うけど西の悪口はいい子守唄になる(笑)。