環境再構築の手順

cooldadさんからコメントいただいて気付いたんですが、環境構築の方法もけっこう人それぞれあるんじゃないかなあ、と。
参考までに私の再構築の流れを書いておこうかと思います。


◆HotSyncIDを決める
ハードリセット後、最初にすることは外部メモリーにインストールしてある「ChangeName」を使ってUser nameとUserIDを決めることです。

ChangeName
http://www.mulliner.org/palm/

User nameはいわゆるHotSyncIDのことだと思うのですが、これ以外にUserIDというものもあるようで、一応端末ごとに毎回同じものにしています。
以前CLIEでチェックした時、PCでHotSyncIDを決めた場合、HotSyncIDは一緒でもUserIDは再構築ごとに違ったりしていました…まあユーザーが意識する範囲では気にしなくて良いものなのかもしれません(PCでHotSyncIDは入力してもこっちは存在すら見かけませんからねえ)が、何となく毎回同じ番号にしてしまいます。(^^ゞ


◆アプリのインストール
ChangeNameでUser name/UserIDを決めたら、同じようにSDカードにインストールしてあるFileZを使って各種アプリをインストールします。
こんな日記書いてるくらいの物好きなので(笑)いつどんな環境にでもできるように、SDカードには使う可能性のあるアプリやゲームがぎっしり詰まってます。
AppShelf、DA、HalNaviEnabler、J-OS、JaPon、KeyQuick…といった感じに、複数のファイルから構成されるアプリは個別にフォルダを作ってそこに格納してあって、PetitLaunchやXiinoのような単発ファイルのものやブンコビューアのようにファイル数の少ないアプリ類は、まとめて一つのフォルダに入れてあります。
Treo650の頃は全部いっぺんに流し込むとFileZからホーム画面に戻ろうとする時にリセットがかかるので何回かに分けてインストールしていましたが、Treo680では一気にコピーしても問題無いのでちょっと手間が減りました。(^^;)


ちなみに普段からアプリのインストールにはSDカードを使っています。
PCのカードリーダーを使ってSDカードに入れて、FileZで本体メモリーにコピー。
PalmDesktopの入っていない実家のPCで巡回してアプリを入れてみたり…といったことをやっているうちに、このスタイルが定着してしまいました。


◆日本語化とレジストコード入力
ホームに戻り、JaPonやJ-OSなどで日本語化を有効にして、シェアウェアのレジストコードを入力します。
SplashPhotoのように一回起動しないと同期が取れないアプリがあったりするので、ここでいっぺんに登録してしまいます。
レジストコードもMemosを見れば記録してあるので(危ないといえば危ないですね^^;)Clipsをフル活用してコピーコピーコピー(笑)。


◆PIMデータのリストア
ここでバックアップツールを使い、一部のデータをリストアします。
再構築する時は動作が不安定な場合があったりするので、普段から戻すデータは極力限定しています。
4大PIM、手書きメモ(PenPenCol)のデータ、Commandの再登録が面倒なのでPetitLaunchのDB3つ、B-CALのデータ。以上9つだけを今のところ戻しています(PetitLaunchのデータはもっと絞りこんで一つだけ戻すとかできそうなんですが面倒なので全部戻しています^^;)。
リストア後、データが壊れていないかどうかざっとチェックしてみて、もし駄目そうならPCから戻してみたりもしますが滅多に無いですね。この一年間でもMemosDBが一回壊れたくらいです。


◆PCデータの消去
PalmDesktopで該当するユーザーを削除します。
特にバックアップ取っておいたりはしていませんが、今のところひどく泣くことになったことはないので平気で消しています。
まあ自己責任で。(^^;)


◆一回めのHotSync
この段階で一度目のHotSyncを実行します。
終了後、コンジットの動作設定をしたりPiloWebで切り出しを作っておいたりします。PiloWebはコンジットを使わずに手動取得にしています(かみさんのCLIEはコンジットを使用)。


◆二回めのHotSync
そして二度目のHotSync


以上で再構築は完了です。
このあとBluetoothのペアリングをしたり、接続設定を作ったり…といった作業もありますが、だいたいこんな感じです。