PDAと携帯電話のワイヤレスな融合はいかが?

前項書いてて思いついたんですが…。
やっぱりPDAは本来のビューアに徹してみませんか?
ケータイにメールが届いたら、PDAでもそれが閲覧できる。返信は、できないか、しようと思えばなんとかできるよというレベル。返事がしたければケータイを取り出せばいいし、W21CAのPCサイトビューアのような機能はNetFrontもXiinoもPocketIEも存在するPDAにやらせてしまえばいい。アドレス帳も予定も何から何までケータイとPDAがシンクロして連携して…とここで思いついたんです。
あー、そうだ。入力も全部ケータイからやっちゃえばいいんじゃないか。PDAはワイヤレスディスプレイ兼外部ストレージだと。
ケータイにキーボードモードがあって、それを起動させると設定したPDAの外付けワイヤレスキーボードになるなんてどうでしょう?


画面表示と大容量記録装置はPDAが受け持ち、入力と通信機能はケータイが受け持つ。
スマートフォンとして物理的に一体になるのではなく、ワイヤレスな機構を通じて電磁的に一体となる。


これなら今すぐにでもできそうな気がしますけどどうなんだろう。
携帯電話はそれとして存在するからキャリアもあれこれ考えなくていいだろうし、ケータイがあるからPDAはいらない、とも必ずしも言えないからPDAだって売れるかもしれない。むしろPDAとしてピンで存在し続ける必要も無くなってくるから、アクセサリー感覚のものが出てきても歓迎されるかもしれない。ソニエリパナソニックのおかげで着せ替えは一般化してきてますから、フェイスプレートの交換のようなものだって抵抗なく受け容れられていくかもしれない。
それに高価なデバイスである必要も無いんです、キーボードは無視してもいいんですから。大画面とそこそこのメモリー容量とBluetoothだけでも成り立つと思う。Graffitiも覚えなくていいし、PCを知らない層でもQWERTYを覚える必要無くケータイのテンキーそのままで使える。もちろんPCがあればPDAを介して今まで通りのHotSyncやActiveSyncなんかができる。
詳しい人であれば(できればそれほど詳しくない人でも)無数に存在する資産を活かすことができる。Palmwareにしても入力だけが外にあるだけで、今まで通りのPalmOS向けソフトウェアとして活躍し続けることができる。


何も筐体まで一緒にくっつけることはないですよ。
ケータイとPDAが「結婚」するだけでいいんです。


こんなの、どうですか?