まだ出してないのかねえ…

田中康夫長野県知事殿は、まだ越県合併の申請を出していないのかねえ。
県知事として合併の可否を直接断ずることは制度上できるものなんでしょうか? 当事者が合併協を設置したり住民投票で意向調査をしたり、その結果として合併しますということになったのだからそれを自身の決断力不足を恥じもせず放置していいはずもないし、議会側が提案して可決するような事態を招いたことに至っては知事職における責任放棄ではなかろうかと。県民に直接お伺いを立てるつもりだったようですが、その県民は(実状はどうあれ制度上は)各地域の代表として議員を選出して県議会に送り込んでるわけですから、議会に出せばすなわち県民に問うていることになるわけでしょう? その議会の頭越しに県民意向調査というのは県民をバカにしているとも思えてしまう。あなた方の代表だけじゃ信用できないから直に聞きますよ。と。
しかもそれは合併反対しか口にせず、合併しなかった時の具体的な支援策や後々の暮らしを合併当事者の方々に抱かせきれなかった後に言い出したこと。
そして合併が議会で認められ、申請を国にしなければならない段階になっても考え中で結論出さない田中知事。


先の出直し選挙の時、私は田中康夫に一票を投じた。対立候補の長谷川氏を当時の県政会が公然と応援していたからだ。親田中ではなく、反県政会だからこそ田中康夫に投じたのだ。
あれは間違いだった。
県政会にもいろいろと問題はあったけれど、少なくとも彼らは日本式民主主義に則っていた。
いまの長野県は、田中康夫によって民主主義ではなくなっている。
独裁でもない。
知事が知事の機能を果たしていないのだから、無政府状態に近いのかもしれない。
今の田中康夫は、私の目にはデパートのオモチャ売場でだだをこねて座り込んでいやいやと首を振っている子供にしか見えない。
親はどこだ。国か? 俺たち県民か?
長野県はその歴史が始まって以来、最も恥ずかしいことになっています。