POBox最強の大富豪(?)

と、ここでふと思ったことがありました。
よくPOBoxに言及している記事で、大富豪(?)辞書という記述がありますが、あれは私がいつも入れているfugodic.pdbと同じものだとばかり思っていました。でもですよ、確かpbinlineのアーカイブに入ってるやつは富豪辞書と記述されていたはずで、大富豪(?)辞書ではなかったはず。ひょっとしてひょっとしてもっとイケてる辞書が存在するんじゃなかろうかそいつなら私でも快適になれるんじゃなかろうか。
ありました。
http://w021.q.fiw-web.net/
こちらですよ。
やっぱ別物でした。って知らないのは私だけ?え?やっぱり?(^^;;
使ってみて、びっくり。容量は富豪辞書の三割増くらいのはずなのに、えらいまた快適さんになってしまっているじゃないですか。みーんなこーんないー辞書使ってたんじゃーん。ちぇ。
しばらくT|CのPOBoxで入力してみてはT|T3に戻ってJ-OS IMEで入力。これを繰り返していてある思いが強くなってきました。
Palmでの文字入力というものをどう捉えるかで、適したFEPは違ってくる。
ここでATOKを含めた各FEPの特徴を挙げてみると、

J-OS IME
文節区切りの再編集が容易、なによりJ-OS標準。
POBox
優れた予測変換機能。
ATOK
強力な連文節変換機能。限定的ながら予測も。

このうち「ひらがな」から変換候補を呼び出すのはJ-OSとATOK、「ローマ字」から呼び出すのがPOBox。ここでまず違いがありますね。
最大の違いは予測変換されるかされないかというところ。POBoxは次の言葉をこちらが入力する前にすでに何らかの単語が表示されています。これに依らずに自分で入力していってもいいわけですが、無意識的に予測候補の中から選ぶ傾向が見られる場合もあるでしょうし、逆に予想し得なかった単語が出てくることが刺激になることもあるかもしれません。
自分の言葉を大事にしたい(大袈裟だなあ)、手軽に使いたい、必要最低限でもいい、という人はJ-OS IME
文字を打ち込むことが好き、入力を楽にしたい、連鎖の感覚を楽しみたい、という人はPOBox
ビルトインだろうが外付けだろうがスタイラスだろうが、バリバリ入力しまっくて変換だあって人はATOK
こんな選り好みがあってもできてもいいんじゃないでしょうかねえ。贅沢といえば贅沢な悩みですが。(^^;