限定的条件下におけるGPS精度の比較

ひたちなか市まで行ってきた

一昨日の夜中から昨日の夕方にかけて、ひたちなか市へ行って来ました。
海といえば静岡に行くことが多くて、今年も御前崎に行ってみようかなーと考えていたのですが、地図を見た時、ここ佐久市から御前崎那珂川河口、どっちも直線距離は大して変わらないということに気が付きました。
さらに、茨城なら碓氷峠を越えればあとは平地ばかりなので運転も楽なのではないかと思い、思い切ってひたちなか市へ行ってきたという次第。
予想通り運転は非常に楽でした。国道18号線から高崎で環状線に移り、県庁前から国道50号線へ。あとは水戸市まで一直線。コンビニや道の駅へ立ち寄る以外でハンドルを半周することがなく、ひたすらアクセルとブレーキの操作だけ。山と山と山と山と山を越えて行った福井県立恐竜博物館と同じで片道6時間かかりましたが、疲労度が全然違いました。

iPad 2とELUGA Vを持って行った

さて、今回はケータイとして常用しているELUGA Vと、ナビ用にiPad 2を持って行きました。iPadにはMapFanも入っているので、Googleマップと併せて良いナビになってくれると期待していました。ELUGAでは写真撮ってチェックインして投稿して…と思っていたんですが、外部バッテリーを忘れてしまったので一転電池節約の旅に。

GPSの精度が大きく違ってびっくり

ところがびっくり、iPadGPS精度が微妙。助手席でナビしてる時にMapFanを起動しっぱなしにしていたんですが、国道を走行中は位置が追随せず、信号などで停車すると追い付く感じ。今どこを走っているのかリアルタイムでわからない。Googleマップでも同じでした。位置情報の精度を示す円が大きくなってくれれば「ああ、今ちょっと精度が落ちてるんだな」と思えるんですが、あの円も大きくなったり小さいままだったりと不安定。帰りは一部高速道路を利用したんですが、そうするとGoogleマップの地図の読み込みすらも滞る状態で、ナビとしてはあまり活躍せず…。
そこで、高速道路で初めてELUGAのマップアプリを起動。こちらは精度も良く、マーカーがリアルタイムでぐんぐん移動していきます。地図データがiOS向けとは違いベクターデータということもあるのか、読み込みが滞ることもほとんどありませんでした。その代わり(といってもiPadと比較するのも酷かもしれませんが)バッテリーの消費が激しかった。

限定的条件下においてはAndroidのナビ能力に軍配か?

走行中の車内で利用したということもありますし、発売された時期の違いも影響しているのかもしれませんが、少なくとも昨日の旅行において、私のiPad 2とELUGA Vのナビ能力を実際に使った上で比較してみると、バッテリーの消費量は不利なものの、能力そのものはELUGAの方が優秀であるという事実。
これがiPadではなくiPhoneだったらどうなんだろうかとか、色々と検証してみたいのですが、今後の課題かな。