何年か前にテレビで取り上げてたなあ

朝のニュースの時間帯だったと思いますが、特に暑さや運動などの影響が無くとも、手のひらから自然と汗が滴り落ちるほど発汗する「手掌多汗症」というものがあります(私も程度こそ弱いものの当てはまるんじゃないかなあと…レジから小銭拾い出すのが簡単だったり、本のページをめくるのが簡単だったりとプラスに考えるようにしてますが(汗))が、これを腋の下あたりにある神経を焼き切ることで、手のひらからの発汗を止め、他の部位へと汗をまわす手術法が紹介されていました。
今回この手術を行った病院が訴えられた理由は、まさにこの「他の部位からの発汗量が増える」ことに対する説明が不十分であったというところに拠るようです。
私の場合は今こうしてMacBookのキーボードを叩いている時点では手のひらは乾燥していますし、一日の中でも乾いている時や湿っている時、場合によっては濡れている時もあります(滴るところまではいきませんが水滴になる寸前くらいにまで発汗することもたまにあります)。日常生活で家族以外の人間と握手した記憶はここ数年でも一度くらいしかありませんし(オフ会で真花さんとだったと思う・笑)それを求められることは恐怖です。恐怖であるが故に更に汗が増えるというどうしようもなさ。
この程度なので手術という選択肢を考慮したことはありませんが、もっと発汗量が多かったら…わかりません。するかもしれない。「手」というコミュニケーション手段でもある器官に対するコンプレックスを除くかわりに他の部位からの発汗量増大だったら割に合うと判断してしまうかもしれない。
でもそこにもリスクがあるんだということは十分知っておきたいし、十分理解しようと努めたいところです。


しかし一つの病院で年間300件も行われてたりするんですねえ。けっこうメジャーな手術なんだろうか。