Z22「Contacts」=Outlook「連絡先」=702NK「電話帳」間のデータシンクロ
IntellisyncのおかげでOutlook2003を中心に据え、Z22と702NKで各種PIMデータのシンクロができるようになりました。
最初は予定と仕事だけシンクロしていたのですが、アドレスについても私なりに意識することなくシンクロできる体勢を作ることができたので、現在この三つのPIMデータについては相互にシンクロさせることができています。
幾つか前提条件というか問題点というか妥協する部分というか強いる点(くどーい)はあるのですが、これらを挙げると、
- Z22側
- 読み仮名順でのソートは求めない
- 読み仮名は半角になる
- 702NK側
- 名前は姓名で分けて入力せず、全て姓につなげて入れる
- 住所は「その他」、URLは「自宅」を使う(他の種類は使わない)など
- 詳細情報は重複させない
こんな感じでしょうか。
基本的に電話機である702NKに従うように…というよりも、702NKに入れてあったアドレスを若干修正した上でOutlookとZ22に流し込んだ形になります。
上述の「制限」通り、まず702NK側で名前を姓の欄のみに変更し、住所などの各項目も種類を変更しておきました。
その状態でまずはOutlookと同期を取らせ、電話帳の内容をシンクロさせます。
続いてIntellisyncの端末設定からZ22のIDを選び、アドレスについての「詳細」内の「詳細設定」>「フィールドマッピング」を選びます。
マッピングについては次のように設定しました。
と、このような感じに設定しました。
必須項目は必ず設定しなければいけないので空欄のOutlook側「名」もマッピングしてありますが、実際ここには何も入りません。
住所は「その他」(702NKでは種類無しの住所)にしないとZ22側に反映されず、URLも「個人」(702NKでは「自宅」)を利用しないとこれもまた反映されませんでした。本当はContactsのWeb site欄に入れたかったのですが、Intellisyncが新PIMに対応していないのか、この項目がありませんのでカスタムを利用しています。
続いてZ22をシンクロさせますが、Outlook側で必須項目になっている「姓」「名」「会社名」の項目について、末尾に半角の「□」がくっついてしまいました。Z22側で根気で削除を続け(笑)一旦シンクロし直しましたが、特にOutlook側に更新が反映されていないので、何だかよくわかりませんがデータベース上で何かあるのでしょう(本当にわかってません)。必須項目、という部分が関係しているのかもしれません。
一例としてvodafoneの留守番電話再生の番号についてはこんな感じになりました。
操作コマンドを忘れるといけないのでメモの項目に書き込んであるのですが、これもしっかりとコメントに反映されています。
フリガナはTitle(役職)のところに入っています。ソートには一切関与しませんが、閲覧時もそれほど違和感はありません。ちなみに私の場合は「名」も「会社名」も空欄なので、一覧画面では「姓」のみが表示されるので見た目もスッキリです。
さてここで問題は、漢字が判っていればいいものの、読み仮名から検索したい場合です。ええ、ソートが漢字の読み順(主に音読みでしょうか?)になっているので、特定相手のアドレスであれば読みで検索もしたいところでしょう。
しかし読みは半角カナで入っています。これは702NKで読み仮名が半角カナと半角英数のみになっているためで、途中で全角にでも変換してくれればいいのですがそうもいかないので妥協している「制限」の部分になります。
これについては、J-OS IMEのユーザー辞書*1で半角カナの辞書を作ることで解決しました。(^^;
つまり「あ/ア」「い/イ」…と、全ての文字について(ほんとはカナは半角になってますが)登録し、一文字ずつ「ル ス デ ン」といった感じで変換し、検索する方法を採っています。
かなり面倒ですし「あいしてる」で変換すると「アいしてる」なんて表示されたりもしますが、一応検索できることはできるので…ちなみに日本語化はJaPonを使っています。
とまあこんな感じで4大PIMのうち3つまでは完全にシンクロさせることができました。
あとはメモなんですが…こればかりは特化してしまった部分もあったりするので(^^;)702NKのメモリを圧迫しないためにも、どうするか考え中です。