世界の常識日本のなんとやら

「ハウル」動きがヘン!?盛り上がりがイマイチ
原作読まないとストーリーがイマイチわかりにくかったりするらしいです。宮崎信仰のようなものもまあたしかにあるのかもしれませんね。それはでもまあどんな大作や御大に対してもあることでしょうし気になるのは「という見方」として紹介されてる部分。個々人の捉え方や趣向に一個一個対応するわけもないし反論してもしょうがないんでしょうけど、でもなー宮崎作品には必ず可愛い女の子が出ないといかんのでしょーかと。御本人の趣味としては出したいんだろうけど(笑)と知ったふうなことを書いてみたり。
その前に私はハウルの動く城について云々言える立場じゃないんですよね、まだ観てないから。でも伝え聞くところによるとサラエボ事件を挟んだ頃のお話だということで、そういった時勢も絡めての話であればきっと欧州ではスタンディングオベーションにもなるでしょう。アメリカではどうかな。ハウルがMk.1でも吹き飛ばせば大ウケかもしらんけど。あの国は勧善懲悪か獅子身中の虫退治なら流行るだろうけど、その獅子が狙ってる獲物が果たして正しいものかどうかについては国論二分しちゃうからなあ(知った風な言葉が続きます)。戦火の勇気プラトーンカジュアリティーズはあれども。あ、グッドモーニング・ベトナムがあるか。
やっぱり日本人は知ろうとしなさすぎるんじゃないでしょうか。だからパールハーバー観て感動したなんてこと(CMとはいえ)平気で言えるわけだし、この世の中で生きるにあたって軍隊を持つ持たないのレベルで国論が二分する。東京のど真ん中で核テロリストがスーツケース核爆弾を起爆させることだって簡単じゃないですかね。え、入管があると。んなもん日本海からゾディアックで上陸したってわからないんじゃないっすか。船外機かけっぱなしでも気づかなさそう。
紅の豚だって、あれ人間憂いて豚になったの当時としてはどれだけブラックか。映画公開当時じゃないですよ作品の舞台設定としての当時。そしてあの映画を作っちゃうというところがまた凄い。まさかあれ世の評価としては「豚はつらいよ」的なものじゃないですよね。まさかね。そこまであれじゃないよね日本人。
しかし「色遣いがらしくない」なんてよく平気で言えるよな、と思いました。色指定さんにでもなったらいかがか(笑)。従来の作品に比べての迫力っていっても、そーんなに迫力無いのかなあ。うーむこれは観ないとわからない。どういう迫力で、千尋に比べて欠けているという盛り上がりっていうのは作品としての盛り上がりなのか、はたまた世の浮かれ具合という意味なのかも含めてレンタル化を待ちたいと思います。いやだってお金無いし。