ネタ日記としては非常においしく個人的には書きたくないネタ

えー、皮膚科行ってきました。
診断、水虫。(あう)
あれは今をさかのぼること何年前だ、まだ私が工業高専で学生やってた頃のこと。
相次いで足の親指の爪を両方とも剥がしたことがありまして、どうも右足親指の爪が回復しても伸びが遅いし、なんとなく色も変だなあ。と思っておりました。
まあでも剥がすと形が変わったり成長が鈍くなったりするらしいからこんなもんではなかろうかと。
油断しておりました…。
そのころ住んでいた高専の寮、そこの風呂は控えめに言っても管理者逮捕されるだろうというくらいの不衛生環境。いやもう、排水溝は詰まってて何十人もの体を流れたお湯が滞留している中を通らなければならないし(よりによって浴室出入り口のすぐそばに排水溝がある)脱衣所のマットも干しているにもかかわらず、ちょっとでも濡れるとヌルヌル気味。
あー思い出しただけでも蕁麻疹がぷつぷつ出てきそう。
そんな環境を無事に切り抜けられたわけがないんだよなあ…。
しかもよりによって爪疥癬ですよ爪疥癬。いまCMでもやってますよね「家族も見ています」まあ落ち着きなさいってやつ。
あれ見て以来、心の中の半分はこの結果を予測していたのでそれほどの衝撃ではなかったのですが。
ここをご覧になっておられる諸兄、問題は罹患の有無だけではないのです。


先生「でこの爪用の薬なんですがね」
はり「はい」
先生「肝機能が若干低下するんで一応血液検査させてもらいます」
はり「は、はい(汗)」


肝機能を犠牲にしてまでしないと完治は難しいのですよ爪疥癬(個人差はあるんでしょうが)。思わぬ副作用。
そして血液検査を終えた私に、ある意味足の診断を上回る衝撃が。


先生「三つほど高めの数値がありましてね」
はり「はい」
先生「白血球が若干多い(単位わからんけど11.1ってなってた)。風邪とかは…あーひいてない。そうですか。あとGPTが84、それから尿酸値も7.9で少し高めですねえ。尿酸なんかは年取ると痛風になったりしますからあれなんですが」
はり「は、はい(汗)」


オゥノゥ!(ノД`)
親父の家系は肝機能が弱めらしいんですが、私もしっかりその血は受け継いでいるというわけか…痛風はあれだなあ、ちょっと本気で健康維持に頑張らないといけないなあ。
しかし衝撃はこれだけではなかった。
何度も何度もウエストポーチの中でブーブー鳴ってる(小泉改造内閣の人事を数人ごとに細切れで速報するのはやめてくれえ共同通信社っ)携帯電話も全然気にならなくなりましたよ。


先生「それでこの爪の薬、よく効くんですがちょーっと高くてですね」
はり「はい」
先生「そうですねだいたい10000円くらいなんですが」
はり「は、h


いちまんえんーーーーーー!(;゜Д゜)


先生「まー高くて駄目だから塗り薬だけって人もいるんですが…治りにくいんですよねえ塗るだけだと」
はり「あー」(放心)
先生「どうします?」
はり「…く、ください」


完治には変えられないからなあ…。
それに高くてもしっかり効く薬を飲んでおかないと、ズルズル塗るだけで年単位の時間を費やすのは累積するともっと高くなるのではなかろうかと。
まあいいですよ。塗り薬込みで11060円/月を三ヶ月は繰り返さないといけませんが、やったろうじゃないですかちきしょうめっ。


たかが水虫と馬鹿にはできませんしね…女性でもブーツ履くと、けっこう蒸れるそうですね。ずーっと隠してたら壊死が広がって死んじゃった例もあると聞きます(ぶるぶる)。
さきほど風呂上がりに塗り薬を塗布。
明日から朝夕食後、飲み薬の服用も始まります。一週間毎日飲んで三週間休み、また一週間飲んで…というのを繰り返す療法らしいですね。また来月、経過を見るために予約が入りました。何を見るってそりゃあ足と肝機能(あうー)。
正直これ書こうかどうか迷いました。今だってCtrl+Wでも押して、この文章を亡き者にしてしまおうかとも思いますが、やっぱり気付かずにいる人もいるであろう昨今、少しでも多くの人がまず疑って診療してみるきっかけになればと思いこうして打鍵しております。
足ふきマットやバスタオルなどで感染は広がるそうですので(風呂に入ることではそんなに伝染しないらしい)疑わしくない人も含めて、ちょっと足下にも目線を向けてみてはいかがでしょうか。
いや私もそんなに不衛生な毎日を過ごしているわけではありませんが。でもあの寮風呂じゃあなあ、感染してもしょうがないわなあ。たしかに夏場はちょこっと痒くなったりしたけれど、毎日じゃなかったし冬場はおさまっていたから「夏は蒸れて痒くなるのかな」くらいの認識しかありませんでしたからねえ。家族にうつっていないのが幸いですね。

いやしかしいいネタができた(笑)。来年の夏までは引っ張れそうだなあ(見たくもないわ^^;)。