オスベタ二号

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水槽で青苔駆除係だったエビが二匹ともかっぱえびせんのマークよろしく赤くなってしまい(要は死亡-_-;)しばらく水槽が汚くなってしまってましたが、かみさんが


「えびならいいよ」


ということで親子三人で買い物ついでに買いに行くことに。
いつものヤマトヌマエビを五匹買おうとしたところで、かみさんが「あれー貧相なのばっかり」何かと思えばベタの売り場を見ている。
以前ベンジャミンと名付けたベタを私の不甲斐なさで死なせてしまい、かわいがっていたかみさんを悲しませてしまったが、どうもその影を探し求めているらしく、なぜか薄白い肌色ばっかりのベタを見ては「貧相」失礼な。(^^;
派手なのは売れちゃってるんでしょー、とふと見るとなんか黒々とした袋が一つ。
私「それ右手前のやつは?」
妻「えーこれ?」
私「そう」
妻「よっと…あっ、キャー!」
なんとベンジャミンそっくりの青いベタが中に。まー妻に言わせると「ひれがへなちょこ」なのだそうだが(わからないってば^-^;)妻は彼を無言でかごの中に(笑)。


で、帰って水槽に投入。
新入りオスベタはすぐに底のほうへと沈んでしまう。どうも動きの無いビニール袋の中に入れられて陳列されていたためか、水流にびびっているらしい。これはカレンと名付けたメスベタの時もそうだった。
ベタは肺のような器官で空気呼吸もしないと生きられないそうなので、あんまり底のほうに這いつくばってると死んじゃうぞーおーいと思っていたら。
寄り添うようにカレンが下りてくるではないですか。
妻が「あーっそんなあっさりと…」ベンジャミンへの思いは?と言いたいらしい(笑)。
思わず息をのんで見守っていると、新入りくんがカレンに促されるようにすすいと水面の方へ上がって行くではありませんか。
あーなんかすごい。これすごい。後から入れたえびたちがガサガサ水苔を美味しそうにパクパクしているのをよそ目に、二人は隅の方でいいムード。
私は妻に向かって「名前は?」と訊ねてみる。
妻は真剣そうに「うーん、なんか弱っちそうだからなあ」うーん。真剣。「あのー誰だっけ、サッカー選手、日本に来た有名でベッカムじゃなくて」
誰だそりゃ。まさか「イルハン?」
「そう。それ」ってあんたまさかー「イルハンにしよう」(笑)
決してイルハンが弱っちそうということではないと思いたいものですが、彼はイルハンと名付けられ、はりー家で最初の夜を過ごしていることでしょう。
さて、えびの活躍が楽しみだ。