Wake on Ring!?

実家にIP電話の設定をしに行ってくる。そのくらいやれ!とも思うのですが、やりたいのも本音なのでいそいそっとお出かけ。
NTT貸与のADSLモデムのメンテナンスページになぜかアクセスできず。試しにルータを介さず直付けでやってみたら成功。ルータにISPのIDとPassが入っていてPPPoE接続をルータがやっているせいか、とも思うが確信できず。
とりあえずVoIPの設定をしてみるがモデムのVoIPランプが点かない。電話しても加入電話の番号になる。なぜ?
あ、そりゃそうだモデムがISPに接続しなきゃ(^^;。モデムの動作をADSLモデム内蔵ルータに変更し、ISPの情報を入れて再起動。
成功。あーよかった(笑)。
で今までのルータを間に挟み、ルータの動作設定をPPPoE接続から動的IPアドレス取得に変更。今度はルータ介してもモデムにアクセス可能。やっぱりルータを介していたのでモデムのローカルIPをグローバルIPとして処理しようとしたため接続できなかった、と。現在ルータはただのイーサネットハブなのでモデムにアクセスできるわけだ。納得。
って一企業の代表兼情報部長がこれでいいのかとも思いましたが、帰り際にスカパー!スーパーチャンネルhttp://www.super-ch.com/)で「犯罪捜査官ネイビーファイル」を観てしまう。実家の家族が毎回観ていて、たまたま20時台の第七十七話「密室の恐怖」の放映時間帯にいたのである。
主人公は男女ペアの捜査官。軍内部で起こる犯罪を捜査する、という御大佐藤大輔に書かせると絶対ビターエンドになりそうなドラマなわけですが、今回は潜水艦内部で起こった殺人事件に主人公達が関わっていき、犯人の逆襲に遭ってけっこうピンチに陥るのですが辛くも逆転勝利、という感じ。
冒頭で艦内に乗り込んだ二人に艦長がなにやら手渡すシーンがあり、

これはPDA、パーソナルデジタルアシスタントだ。
これがあれば艦内のどこにいてもEメールのやりとりができる。

というようなことを言っている。ああPDAね俺も持ってるよほら、とTJ37を取り出すと「持ってるのー?」と母親。ええ持ってます。ごめんなさい(なぜ謝る)。
機種は何だかわからなかったし小道具さんが作った妙ちくりんなもの*1かもなー。と思い気にしていなかったのですが、捜査官男がピンチの場面でPCを操り、捜査官女のPDAにメールを送るシーンが。
ぴろぴろと捜査官女の端末が鳴る。あ、メールだわと取り出したそれは!
Palmじゃん!
あーっ、すげーと思うものの、デザインはWorkPadやm5xxシリーズ風の筐体、画面はモノクロ、それにお世辞にも最近の作品ではないので何だかわからないのです(笑)。
というわけであのPalmは何だったのか大捜査(大袈裟な)。
スーパーチャンネルの作品紹介で調べてみると、ネイビーファイル第四シーズンは1996〜97年にかけて放映されたとある。けっこう古いぞ。
ざざっと調べてみた感じ、時期的にPalm Pilotじゃあないだろうかと。まだ七、八年前のドラマなんですが、その頃世界にはアップルのNewtonやPilotといった、PDA草創期のデバイスが満ちはじめていたのかあ…そんな頃にドラマで登場するとは。考えてみればすごいな。
ただ、メールの自動受信は可能ではなかったはずですし、メッセージを開いた画面、あれどう見ても予定表の一日表示*2だったよなあ…(笑)。

*1:スタートレックも放映してるチャンネルなので、なぜかそんなふうに思ったり。そういやスタートレックでも「パッド」っていうPDA風のデバイスがそこらじゅうで登場しますが。コンソールの所定の位置に置くだけでデータ転送するということは非接触IC?いやでもIDや残額のやりとりなんてもんじゃないからな。Bluetoothの後継の後継の後継くらいの近距離通信規格でも使ってるのかな。

*2:右上にSMTWTFSって並んでました。まちがいない。