アイ・アム・レジェンド

昨日近所のレンタル屋さんでレンタル全タイトル100円という太っ腹企画をやっていました。
沢山借りてきた中で最初に観たのが「アイ・アム・レジェンド」。
ウィル・スミス主演のゾンビ風SFホラーサスペンス、というとMIBやアイ・ロボットのような派手派手しい雰囲気を想像しがちですが。
切ない。
哀しい。
家族を送り出すシーンは父親でなくとも胸に刺さる遣り切れなさを感じるでしょうし、随所に見られる符号のような記憶のフラッシュバックはメル・ギブソンのサインを彷彿とさせます。
後述する「ワールド・トレード・センター」でも思いましたが、アメリカ…特に最近のアメリカでは、Jesusや家族といったものにすがりたいようなメンタルの(ry
生きることの意味、家族、そういったものに命を捧げられるかお前は?と言われたようで、エンターテイメントとしても面白いと思いますが、それ以上にメッセージ性が強いなあ…と。
クリーチャーの心理面も含めてもう少し掘り下げられていればもっと良かったかなあ…でも主人公の視点からのみ描くことでこの物悲しさを醸し出しているとしたら充分かなあ。