オブザーバーであること

これだけは念頭に置いておきたい。
自分はオブザーバーなんだと。
ガイドでもない。パスファインダーでもない。
観察者なんだと。
傍観者なんだと。
ただそれだけは、忘れないでいきたいと思う。
ここは世界の最初の入り口なのではない。入り口は、皆の前にすでに開かれているのだから。
ここは世界の観測所なんだ。
Observatoryなんだ。
星々はすでに輝きを放ち、そこに在る。
それらを観察し、分類し、何であるか、或は何であったのかを識し、願うならばその星の物語を記録する場所。
そうであることを、忘れないようにしよう。