清水小旅行

朝5時出発、夜9時半帰宅の16時間半。
けっこう楽しめましたよー。

到着…号泣

清水区三保の松原に着いたのが朝9時ちょっと過ぎ。

すっげー4時間で着いたよー富士急ハイランドの時プラス30分で太平洋着くんだあ。
なんてことを思いつつ浜辺へ向かいます。
新潟だと浜辺で降りられそうなところってあんまり思いつかずにいつも鯨波や名立あたりの海の家で海水浴、って感じになってしまうんですが、ここだと羽衣の松の目の前がすでに駿河湾ですよ。
釣りしてますよ。
浜辺でピチャピチャですよ。タダで!(苦笑)
海と戯れたくてしょうがないかみさんはさあ砂浜へ直行だっと勇むわけなんですが。


息子号泣。orz


たしかに去年日本海に行った時も強烈に泣いていました。日本一海から遠い街・臼田町と合併したことでその称号を受け継いだはずの佐久に生まれ育った我が息子、未知のものに対して発揮する食わず嫌いぶりが最大級にほとばしる…。(^_^;
もうただひたすら「行かない行かない戻るあっち行くあっちがいいのー行かない行かない行かないっ行かないーいーいーいーいー」ぐえー。
諦めて350円の抹茶ソフト(高いだけあって激ウマ!)買って車に戻りました。

洋上遊覧

しょうがないので半島北部を車でぐるぐる。三保飛行場の脇にある灯台(思ってたよりも小さかった…^^;)で記念撮影したりして。

で、ここに来る途中で見えた海水浴場にかみさんは猛烈に行きたがります。
やはり海が忘れられない様子で、まあひとまずということで行くことに。

しかし相変わらず水を怖がる我が息子。そこまで頑なに拒まなくてもいいじゃあないかよお。
とその時、桟橋らしきものが目に入ります。
よく見ると海水浴場のど真ん中に水上バスの桟橋があるじゃないですか。
始発まであと数十分はあるものの、船なら大丈夫だろうということで三人浜辺に座り込んで待つことに。


で。

清水港クルーズ〜♪
航路とかよくわからないのでとりあえず往復で買ってひたすら座り続ける私達(笑)。
船員さんが原口あきまさ似の好青年でした。(^^;

恐竜克服?

船上で寝てしまった息子を抱き、海水浴場のすぐ隣にある東海大学の博物館へ。
ここは海洋科学博物館と自然史博物館の二つが併設されていて、両用券だと700円くらいお得になるので思い切って購入。
や、最初は海洋館だけにしようと思ったからです。


なぜなら自然史館には恐竜の復元骨格があるから。


我が息子がリアルサイズの恐竜を怖れることは恐竜公園で実証済み。
それがまさかねえ薄暗い館内でホネホネになっていたらますます恐怖に磨きがかかるのでは?
なので寝てしまったことをいいことに、私とかみさんだけでもコッソリと見てしまおうと思ったのですが…。
中生代前、古生代末期はペルム紀に生きていたスクトサウルスの骨格標本前で息子起きる。
その奥にはトリケラトプス、タルボサウルス、ディプロドクスなどの実物大復元骨格標本群。


「いーかーなーいー!」
orz


やはり大泣きです…。(--;
これはもう駄目か?海洋館にプラスした300円分は諦めるしかないか?
と思ったのですが、さすがかみさん。
抱っこして説得しているうちに触ってもいい化石に触れるくらいになったのですよっ。息子っ。
その後泣きそうになったのはディプロドクスの下をくぐった時くらいでしょうか。
大進歩にパパは大喜びでした。(^^♪


逆に海洋館の方が物足りないらしく端折り気味だったのはちょっと悲しかったですが。(^^;

Googleさん…あなたは…orz

さてここまではそこそこ順調でした。
海、博物館に続く第三目標に温泉でひとっ風呂というものがありまして、どこへ行くかは事前にGoogleローカルで調べた「かじかの湯」というところに決めていました。

ここですここ。
いいですか、どう見ても清水区のど真ん中です。
まあ疑わなかったこっちも悪い。
このかじかの湯、花時計が有名なある道の駅にあると書かれていました。
その住所は「静岡県松崎町大沢20-1」となっています。
ええ、よく見れば静岡市でないことは判ったのですよはい。
実際はここにあるわけです。

伊豆半島ですよ。orz
で、Googleマップで「静岡県松崎町大沢20-1」を検索すると、なぜか「静岡県静岡市清水区大沢町20-1」がヒットします。
ところが番地を削って「静岡県松崎町大沢」を指定すると、ちゃーんと伊豆半島松崎町が出てきます。
まーGoogleマップはベータ版らしいんで謝罪と賠償を要求したりはしませんが(^_^;)まだまだネットは完全とは言えないなあ、と思う出来事ではありました。
だからモバイル営業マンさんにお昼頃頂いたコメントを後から見て、この偶然に愕然としております(笑)。そこっ。まさにそこっ。

名湯発見♪

結局どうしたのかというと。
一方通行だらけのめちゃくちゃ狭い住宅街(清水区大沢町)で十分ほど迷い、おかしいなあと打ち出したるるぶのレビューを見て「このあたりにはどう考えても道の駅なんか無い」と初めて思い至り、カーナビに住所を入力したところ駿河湾の反対側であることが判明。orz
すでに昼過ぎだったのでそこまで行くわけにもいかず、ナビの周辺地検索で帰り道沿いにありそうな温泉を探したところ、52号線沿いにある「佐野川温泉」というものを発見。
ここでW-ZERO3の出番ですよ。
NetFrontを起動し、一抹の不安を抱きつつもGoogleで情報収集(笑)。
すると地元に愛される「ぬるめ」の湯であるということが判りました。
ちょっと国道から寄り道して、山道を数分走るとそこには小綺麗で小さな温泉が。
確かに駐車場は近隣のナンバーでかなり埋まっていて、湯もけっこう混み合っていました。
かみさんと息子はぬるい外湯に浸かったようですが、私は眼鏡取っちゃうとよく見えなくて面倒になるので内湯へ入っただけ。
でもその内湯が熱いのなんの。
もともと風呂には長く浸かれない体質なので(すぐにのぼせてしまうのです)耐えきれず30分と経たずに上がってしまいましたが、しばらく鼓膜がペコペコしてぐらんぐらん…。orz
後から出てきたかみさんらに外湯が最高だったと聞いて、次はそこにだけ入ろうと固く誓いました…。(^^;
とはいえさすがは温泉、往復8時間の道中ずーっと運転していましたが、復路の冒頭で浸かれたのでさほど疲れは溜まりませんでした。
非常にいい感じです。まだ起きてますし(笑)。
復路の前に地場の温泉。長距離ドライブの時には心がけようと思います。

総括!

Googleにしてやられた感は若干残りましたが(笑)日帰りでこれだけ疲れずにこれだけ楽しめたのは収穫でした。
陸だらけの生活なので、単に水上バスに乗るだけでも楽しかったですし。(^^
来年も清水にしよう!ということになりつつあるので、我が家の夏の定番はこんな感じになるのかな?


途中で第二東名の工事現場の下をくぐりましたが、すぐ近くには我が佐久と清水を結ぶことになるであろう中部横断道第二東名を連名で「早期着工を!」なんてことを書いてある看板がありました。
で、帰りに同じ所を通る時によく見てみたら、何となくインターチェンジかジャンクションっぽい感じに建設してるんですよねえ…国道52号と交差するところ。
あのへんにインターができるのかな?
それとも既存の東名とのジャンクション??
それともそれとも中部横断道がぶつかるジャンクションか???
何年後かがちょっと楽しみだったりします。ええ、もちろん下道が空いて走りやすくなることを期待しています(笑)。