ひとまずお料理おしまい
我がTreo650のROMいじり、とりあえず一段落つきました。
参考にさせていただいたのはnabehisaさんの5月15日付のエントリと、JaPonのせきのさんの記事、tosichanさんのエントリなどです。
詳しい流れはnabehisaさんがまとめてらっしゃるので余計なことは書きません(+_+;)☆\ばきっ(笑)。
が、だいたい、
- ROMツールをPCにインストール
- Treo650をHotSyncボタンが付いたケーブルやクレードルと接続
- HotSyncボタンを押しながらソフトリセットしてブートローダーを起動する
- ROMツールを使ってROMの中身を吸い出す
- 要らないファイルを消したり入れたいファイルを足したりする
- 新しいファイルのセットをROMに書き込む
こんな感じでしょうか。
注意点も幾つかあると思いますが、主に「ROMの容量は限られている」「消すファイルはよく吟味すること」といったところでしょうか。
まあ消しちゃいけないファイルを消してしまってリセットループに陥ったりしても(さっきそうなりましたorz)焦らずにブートローダーを起動させれば再びROMを操作することができるので、思っていたほど難易度は高くないのかもなあと思っています。
とはいえ、どうぞどうぞと大っぴらに勧められることでもありませんし、一歩間違えれば一台潰しかねない行為ですので、やってみようという方は自己責任でお願いします(お約束)。私は自分のTreo650についてしか責任取れませんので…。(^_^;
私が削除したものは、
- QuickTour
- VersaMail
- Web
- Welcome
と、Cingularオリジナルとおぼしき、
- XpressMail
- GetMail.prc
- GetGood
- GetGood.prc
- SIMBook
- SimPhoneBookApp.bprc
- SimPhoneBookApp_CNGW.cprc
- SimPhoneBookApp_CNGW_enUS.cprc
- SimPhoneBookApp_enUS.oprc
- SIMServices
- SimServicesApp.bprc
- SimServicesApp_CNGW.cprc
- SimServicesApp_enUS.oprc
で全部かな。NetFrontLibもばっさり消しました。
対して追加したものは、
- ApplicationsPanel
- FileZ
- J-OS IME(含dic-s)
- JaPon
- NSBRuntime
- NSBSystemLib
- NSBVFSLib
- PetitLaunch
- snapCalc
- SoundRec
- TimeCopy
- TreoSelectText
- tsPatch
- zPaperClip
です。
どうしても消せなかった(どのファイル選べばいいのかわからんのですorz)Messagingをせめてホーム画面からだけでも消すために、せきのさんのApplicationsPanelをPrefsに入れてみたり、PooKでsmallフォントが使えるようにとtsPatchを入れたり、ソフトリセットが楽になるのでPaperClipを、どうせ絶対入れるんでPetitLaunchを、そして無くてはならないFileZを追加。といったところです。
本当は鍵盤交換とその設定ファイルも入れて、右シフトキーでJ-OS IMEのオンオフを最初からできるようにしてみたかったんですが、鍵盤交換を起動するとリセットがかかってしまうのでとりあえず諦めました。まあMemosなんかでは「メニュー」+「K」で起動できますし、J-OS for T|Eから抜き出した最新版なので終了は5wayナビ中央でできたりしますので(その前にFileZで鍵盤交換をSDからコピーした方が早いか)。
また、J-OS IMEを混ぜる時にそのままのファイル名ではJaPonが展開されなかったりしたので試行錯誤してみたところ、
- j-os ime.prc -> 25.bprc
- dic-s.prc -> 26.bprc
と、JaPonのファイル群に続く番号を指定してファイル名を書き換えてみたところ、JaPon、J-OS IME共にうまく展開してくれました。(^^
これでハードリセット直後から日本語の読み書きができるようになりました。
DBCacheToolを入れてみると、リセット直後(日本語環境オン)で11MB程度は確保できているようです。ROMカスタマイズ前は6〜8MB程度だったので、5割から倍近くは空いてることになりますね。
まだ300KB弱くらいは空いているので、入れられそうな小物アプリは入れてしまおうかと思っています(笑)。