中期防

中期防、次期主力戦闘機を整備
F4の代替?ってF2じゃなかったっけな。配備中断するらしいですが支援戦闘機じゃなくて主力戦闘機だとどうしてもF15Jのような気がしますけど。空中給油部隊の新設ということはAWACSと同じ感じで767でも改造するのかなあ。ということは既存のF15も空中給油可能にするんだろうか。島嶼侵攻に備えるという時点である意味ロコツに対中戦を想定してることになるんだろうなあ。南西が焦臭いからしょうがないんだろうけど。ODA削減も容認するっていうような発言があったようですし(ふと「年貢」って単語が浮かんだ)。
ところで有事法制も整いつつある昨今ですが、政府や自衛隊はどういった「有事」を想定して中期防立てたり予算組んだりしてるんでしょうか。たとえば昭和初期の大日本帝国およびその陸海軍であれば対米という主軸があって、渡洋進撃してくる米艦隊を漸減作戦によって支援艦艇をはぎ取り、くろがねの戦艦群でもって叩いて撃滅するといった短期決戦構想があったわけですが(フタを開けてみれば資源争奪と航空戦力の長期消耗戦になってボロ負けしたわけですけど)今はどういう「戦略」を練っているんでしょうか。島嶼戦を考慮っていっても太平洋戦争みたいに大海原に散ってる珊瑚礁を取り合うようなものではなく、南西諸島の防衛が主になるということは、海上自衛隊は極端な話、沿岸海軍でもかまわなくなってしまうわけですかね。現代戦は装備が装備なだけに短期でケリがつく&金がかかるから短期で終わらせないと国庫が干上がって国が潰れることになっちまうわけですから、はるばる中東からタンカー護衛してまで続けることになるのかどうか気になります。いや、さっさと殴り合って終わるなら沿岸海軍でもいいけど、長期戦を考えるなら船団守れるくらいの装備がないと国防にはならんでしょうから。せめてマラッカ越えたあたりから日本に来るまでの間は空母の傘の下に無いと困るんじゃないかなあ。
と久々に軍事ネタで頭を回してみたりする。こういう文章見ただけでもイヤになる人いるんだろうなあ。いるんだよなあ。