そりゃ想定外だろうなあ

<<三菱ふそう>欠陥車、街頭検査も 国交省が緊急対策へ>(ヤフー/毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040627-00000114-mai-soci
駄目駄目。
戦時中は零式艦戦の急降下時主翼上面剥離問題の解決に、戦術運動としては使えないくらいの速度制限出したり速攻で改良型の開発に取り組んだり、ってまあ国難にかかわるから当然か、しっかりやってたのになあ。六十年もすぎれば全然別か。
しっかし多すぎ。欠陥隠しも問題ですが、それ以前に設計・開発部門そのものに何か致命的なものがあったのではないでしょうかね。こう、手法そのものが間違っていたとか。材質が異なってきても熱伝導率の計算とか規格そのものとか、全然変更しないで昔の設計を流用してたりとか…まあそれはないか。
一応高専出てる身としては、単純な設計ミスっていうだけでここまで多岐に及ぶことはありえないと思うんだよなあ…。


船なのに水密試験を端折ってしまった空母信濃を思い出した*1

*1:ふつうに航行するだけで海水が漏れ込んでくるわ雷撃受けるわ散々な目に遭って進水十日で沈んだ悲運の空母。まがりなりにも地元の旧国名が冠されているのでなんとももの悲しい。